2019 綾ロランジュ
(オレンジワイン/辛口/750ml/アルコール度数10.5%)


テイスティングノート

ゲヴェルツ・トラミネールをベースに、ピノグリなどのアロマティック系ブドウ品種を混醸法で仕込んだ。原料は全て除梗をおこない、後から、健全な茎をタンクの中に加えて低温で発酵させた。
野生酵母を使用し、約1ヶ月間発酵をおこなった。発酵後は、搾汁機で絞り、ステンレスタンクで約8ヶ月熟成させた。瓶詰め前に、綾ブラン(シャルドネベース)20%をブレンド。

 

オレンジ色がかったの琥珀色。フレッシュな柑橘類、蜂蜜や紅茶を思わせる香りが広がる。時間が経つにつれて、花を連想させるとてもフローラルな香りを放つ。複雑で奥行きのある個性的な香りが楽しめる。
アタックは滑らかだが、ブドウの皮由来のきめの細かい渋みが追ってくる。同時にミネラル感のある程よい酸味がその渋みを包み込んでいき、とても心地よいドライな余韻がいつまでも続く。
昨年に比べ、渋みとミネラル感のバランスがとても良い、飲み応えあるオレンジワインに仕上がった。

【産地】宮崎県綾町
【ブドウ品種】ゲヴェルツトラミネール(80%)、シャルドネ、ピノグリ、ソーヴィニョンブラン
【適温】10℃~14℃
【生産量】192本

2019 Aya L'Orange ・ 綾ロランジュ

¥10,000価格
  • 2019年は、春から良い天気が続き、比較的順調なスタートを切ることができました。
    しかし、4月に入りイベントが多く重なったことと、ブドウ畑の作業チームを全員失うという厳しい状況になり、開花、結実の大切な期間の栽培管理を先手を打って、進めることができませんでした。
    6月に入り、新たなチームと再スタートを切ることができましたが、4月から6月の間の2か月間で、一部の畑に病気が発生してしまい、コントロールすることに悪戦苦闘の月となりました。
    そんな中、梅雨の時期に入り、特に7月は曇天の多い月となりしたが、一部の区画を除き、ブドウ達は順調に育ちました。7月下旬から、徐々に台風の発生が増えはじめ、8月には台風が幾度となく通過し、直撃もありましたが、何とか大きな被害から切り抜けることができました。
    8月中旬から予定どおり収穫が始まりました。収穫は、前年に比べ激減してしまい、大変厳しいシーズンとなりました。しかし収穫が減ったことにより、一房ひとふさの濃縮度を上げることができ、ワインの品質はとても素晴らしいものとなっています。

    昨年と同様、仕込み前の選果は、多くのサポーターと共におこない、一粒一粒丁寧に選果していき、健全なブドウのみを使用。綾の天然野生酵母を使用し、ゆっくりと発酵させました。少量の収穫に伴い、今年のワインは、大変果実味豊かなワインに仕上がりました。