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The story of
Coco-Loco

01
香月ワインズの畑では
農薬、除草剤、化学肥料を使用しない畑で、野花、野草、ハーブなどの多様な下草を育て、可能な限り自然生態系を維持する農法に取り組んでいます。
ブドウを病気から守るため、ビニールの雨よけを設置しています。プラスチックごみ削減のため、推奨耐用年数を超えて複数年使用しています。
02
2021年 収穫前の大雨により
平年よりも雨が少ない状態で迎えた梅雨明けですが、7月下旬から収穫を迎える8月にかけて、記録的な長雨が続きました。収穫直前のブドウはとてもデリケート。
壊滅的な被害こそ免れましたが、収穫量は前年から約半減しました。

連日の大雨と強風により幾度となくビニール被覆がめくれ、長時間雨に打たれたことで、ブドウたちは痛々しい姿に。

03
地元の農家仲間のご縁で
新たな出会い
収穫量の減少は、ワインの製造本数が減ることを指します。どうしたものかと困っていたところ、地元の農家仲間から、綾町のブドウ農家さんを新たに紹介してもらうご縁を頂きました。
収穫当日の朝日に照らされて輝く「ハニービーナス」
04
創業以来のピンチに直面し
無農薬栽培にこだわってきた香月ワインズ。しかし、まずは今できることを、との思いから、農薬の使用を極力抑えて栽培された、減農薬栽培のブドウを仕入れることとしました。

「紅伊豆」は、ゴールデンマスカットとクロシオの交雑から出来た紅富士(べにふじ)という品種の枝変わり(突然変異)

搾り切ったあとは、果皮と種からなる「プレスケーキ」の出来上がり!プレスケーキは、畑でたい肥にして循環させています。
05
ワイナリーにて
収穫したブドウは選果ののち、すべて除梗し、バスケットプレスで搾汁。ステンレスタンクの中で2日間静置し、クリアになった上澄みの果汁で、野生酵母により2週間の低温発酵を行いました。
06
酵母が生み出す泡
発酵終了直前に瓶詰を行いました。酵母が生み出す炭酸ガスがワインの中に溶け込み、微発泡になります。スパークリングワインよりガス圧が低く、泡が優しいこのスタイルをPetillant(仏、ペティアン)と呼びます。

酸化防止剤(亜硫酸塩)不使用。無濾過のため、瓶の底には酵母やブドウ由来の成分が凝固・沈殿していますが、品質に問題ありません。

とても人懐っこく、我が物顔でワイナリーの中へ入ろうとするくらい堂々とした態度ですが、会えるかどうかは時の運。
07
知ってか知らずか..
気まぐれにワイナリーへ遊びにやって来る黒猫の「だいちゃん」は、つらかった2021年の仕込みの間も励ましてくれていた、ように感じました。そこで、このワインのデザインは、彼をモチーフに、名称もだいちゃんに敬意を示して、猫語で「ぺてぃにゃん」としました。

宮崎県内の取扱店での限定販売
宮崎県(ここ)・地元(ローカル、ロコ)限定のペティアン

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